2021年春、
大阪シアターセブンほか順次公開

ある日あなたは私の前に、
別世界のドアを開いた。

視覚障害を持つ喫茶店の店員・麻衣とろう者の青年・健太郎の二人の主人公がおりなす夏の物語。神戸・明石・三田など兵庫の美しい夏の風景を舞台に、さわやかな感動の風が吹き抜けます。

本作は、視覚と聴覚それぞれに障害を持つ人へ監督自らリサーチを行い、日常のすぐ近くにありながら想像の遥か向こうにある世界となってしまいがちな障害者の感覚や彼らが捉える"感性"を繊細にすくいとり、丁寧に描いた作品。2020年、インド国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した八十川監督渾身の最新作。

Story
物語

喫茶店で働く全盲の女性・麻衣のもとに、ある日不愛想な客がやってきた。 健太郎という若い男、彼は耳の聞こえないろう者だった。 「見えない」と「聞こえない」、二人の世界は決して交ざり合うことなどないと思った麻衣だが、 あることがきっかけで少しずつその距離は縮まっていく。店長の智子や常連客に見守られながら 「できないこと」による隔たりをこえていく、二人のひと夏の物語。

KAZUKI/谷口健太郎

もう一人の主人公であるろう者の青年・健太郎を演じる。/筑波技術大学卒業。サラリーマンとして勤めた後、手話と音楽を融合したサインパフォーマンスの活動を開始。 900名規模のステージで初舞台を踏む。自身もろう者であり、手話歌パフォーマーとして全国的に活躍中。

北原 夕/石川麻衣

視覚障害を持つ喫茶店の店員・麻衣を演じる。 今回は「見えない」感覚を掴むため、実生活でも白杖を使用しながら演技に挑んだ。/兵庫県生まれ。2017年ピッコロ演劇学校本科卒業。関西の小劇場に多数出演。 主な出演作にろう者の主人公を好演した「歌声を聴いてほしくて」がある。